マスクでドライアイの症状が悪化!?どうすれば良い??その理由と対策とは・・・

「最近、よく目が疲れる・・・」と感じることはありませんか?

新型コロナウイルスの感染予防や花粉症対策でマスクを着ける生活が長期化するなかで、目が乾く「ドライアイ」になる人が増えているそうです。

マスクが要因の「マスクドライアイ」を指摘する声もあるそうで、注意点をまとめます。

1.ドライアイとは

ドライアイは、目を守るのに欠かせない涙の量が不足したり、涙の質のバランスが崩れることによって涙が均等に行きわたらなくなる病気であり、目の表面に傷を伴うことがあります。

ドライアイの原因には様々なものがありますが、特にパソコン、コンタクトレンズ、エアコンなどを使用することで涙が蒸発しやすく、不安定になり、目の表面の細胞を傷つけてしまいます。

2.ドライアイの症状

 

目が乾く等の典型的なドライアイ症状だけではなく、目が疲れやすい、物がかすんで見える、目がゴロゴロする、何となく不快感がある等の様々な症状があります。

乾燥した目は、目の表面に傷が付きやすくなり、そのままにしておくと目の表面だけでなく、角膜や結膜の健康が損なわれる可能性があります。

3.なぜマスクでドライアイに?

海外の研究者が3000人あまりを対象に行った調査では、18.3%、約5人に1人が、マスクでドライアイの症状が悪化したと回答したそうです。

マスクをしてドライアイになるのは、マスクから空気が漏れて、呼吸の度に目に当たることが要因だそうです。

マスクをしていると、メガネのレンズが曇った経験がある方もいるのではないでしょうか?これがドライアイの要因になります。

4.対策

着けているマスクの上部から呼気が漏れないように自分の顔の大きさや形に合ったマスクを選択し、鼻の部分をしっかり肌に密着させて呼気が漏れないように装着するのが大切です。

また、中性脂肪やコレステロールの値が高くなる肉類や揚げ物など脂質の多い食事は避けるといった生活習慣の改善や、エアコンの風が顔や目に当たらないよう調整し、加湿器を使用するのも効果的だそうです。

5.まとめ

新型コロナウイルスは、残念ながら収束の目処はまだ立っていないためマスクを着用する生活はまだまだ続くことが予想されます。

春の近づきを感じるこの頃ですが、空気自体はまだまだ乾燥しています。今後も、目の渇きや疲れに十分気を付けてください。

 

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