高所作業用ボクサーパンツ

少し前のことですが、オリンピックに感化されたのか小学校1年生の娘が「ボルダリングをやってみたい」と言うので、気軽に体験できそうな施設を探して行ってきました。

そこで私自身がいかに高いところが苦手か思い知った訳ですが、他に気づいたことがもう一つ。

「ふんどしパンツ」はハーネスをつけるシーンにおいて非常に適しているということ。

高所作業される方のほか、今回私が経験したボルダリング、もちろんロッククライミング、ジップラインなんかでも身に付けるアレです。

当社のふんどしぱんつの構造は、本体前側の開口部から局部全体を出し、それをいわゆる「ふんどし」のような形の別布を取り付けたフロント部分で覆うことにより分離収納させるというものです。

センターポジションで常に安定し、大腿部つけ根との接触を回避でき、フロント両側の通気性も確保できるため、蒸れにくくなっています。

何故この構造がハーネスを付けるシーンで有効なのでしょうか。

ハーネスとは

「ハーネス」には下記のように様々なものが挙げられます。

  1. 墜落制止用器具(安全帯)
  2. 馬具
  3. 盲導犬・ペットにつける胴輪
  4. お子様用の迷子・安全対策紐
  5. 車用シートベルト(競技用など)
  6. 機器配線をまとめて束にしたもの など。

今回のブログでは、1.墜落制止用の安全器具を付ける場合について触れています。

ハーネスの構造

ハーネスは主に下の図のような形で構成されています。

ハーネス

現在では数多くの国々において、胴ベルト型からフルハーネス型への移行や使用義務化がすすめられています。

その理由として、胴ベルト型安全帯は1本のベルトを胴回りに巻きつけて身体拘束を行う構造になっており、墜落阻止時の衝撃荷重によって胴ベルトが伸びて緩みが発生したり、胴ベルトがずり上がることによる胸部・腹部への圧迫や抜けによる地面への落下の危険性が考えられるためです。

また、胴ベルト型安全帯の場合、墜落阻止時に身体が「くの字」となり、腹部などへの圧迫が大きくなる可能性や逆さま姿勢となる可能性もあり、現在では数多くの国々において、胴ベルト型安全帯からフルハーネス型安全帯への移行や使用義務化がすすめられています。

※厚生労働省「正しく使おうフルハーネス」から引用
( https://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/anzen/dl/170131-1.pdf )

なぜハーネスにふんどしパンツがおすすめなのか?

実際に装着された方、着用して上から吊られた状態になった経験がある男性にはわかると思いますが、この状況で気になる箇所はやはり上の図の赤枠で示している「腿ベルト」。

上からランヤードで引っ張られると腿ベルトにも当然負荷がかかります。

そんな時大事な部分が中途半端なポジションにあると大変なことになることは想像に難くないでしょう。

また、ふんどしパンツならやや持ち上がるようなイメージで中央に収まっているため、装着時にポジションを修正する必要もなく周囲の視線を気にすることなくスムーズに作業へ移行できます。

最後に

ハーネスを付ける場合、ブリーフ型もしくは普通のボクサーパンツよりは中心部に立体的なふくらみを持たせているタイプの方が良いですが、さらに良いのはやはりふんどしパンツのように「個室に収める」タイプの下着です。

高所作業でハーネスを装着される方、ぜひふんどしパンツを試してみてくださいね。

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投稿者プロフィール

たけむら
たけむら
メガネ屋でもありパンツ屋でもあり・・・。
SS級認定眼鏡士として、「メガネプラザ」「グラスヒュッテ」というメガネ屋の売場にも立ってます。
只今肉体改造計画中。痩せてく一方の体を健康的に大きくする良い方法があれば是非教えてください!