「雪かき」からふんどしパンツについて考える

この週末は寒さがグッと厳しくなりましたね。

私の住んでいる愛知県は現在晴れ間も出ているものの、風は相変わらず冷たく店舗の中でも手足の指先に冷えを感じています。

そんな中、停電等で寒い思いをされているニュースを見ると心が痛みますが、皆さまにおかれましても、積雪による事故はもちろんのこと、このご時世もありますので風邪などくれぐれも召されぬよう願うばかりです。

例え家の中にいてもヒートショックを起こさないよう各部屋を十分に暖かくしてお過ごしください。

さて、ずっと前のことになりますが、とある記事が目に止まりました。

東洋経済ONLINEに掲載されていた『ヨシタケシンスケがラーメン屋で気づいた真理~本当に食べたいものは「底」にあるん投稿一覧じゃない?~』 (https://toyokeizai.net/articles/-/369070)

目に止まった理由はズバリ「娘が大好きな絵本作家だったから」。

保育園で読んだもの、図書館に行って大量に借りたものの中から気に入った本だけいつでも好きな時に読めるよう購入している娘ですが、このヨシタケシンスケさんの本も例外ではありません。

(※左「みえるとかみえないとか」は本社/本店の皆さんからプレゼントしていただきました)

東洋経済ONLINEの記事はエッセイ『欲が出ました』から一部抜粋したもので、どれを読んでも腑に落ちるものばかりでした。

その中でも『人は日々、「雪かき」をしている』という内容が「なるほど、まさにふんどしパンツがそれだな」と感じたこともあり、早速本を購入してみました。

「雪かき」と「ふんどしパンツ」がなぜ?

人は日々「雪かき」をしている。

必要なところだけじゃまなものをどける、って。面白くないですか。世の中、みんな無意識にじゃまなものをどけながら生きてるわけです。それも最小限。

※『欲が出ました』ヨシタケシンスケ/新潮社 より

雪が降る→雪かきをする→普段使って入るところだけ可視化されたり、人や家それぞれの生活まで見えてくるといった内容なのですが、

今でこそ様々なタイプの商品が出ていますが、男性下着って女性下着と比べるとあまり進化していないような印象ってないですか?

そんな中登場したのが当社の「ふんどしパンツ」で、2012年発売開始とともに様々なメディアでも取り上げられたことからも、当時いかに斬新な構造の商品であったかがわかります。

局部と大腿部がペタペタと接触する不快感や、人目を気にしながらポジションをそっと修正したりといった経験は誰しも思い当たることではないでしょうか。

でも、下着ってそういうものだし・・・と特に気にせず目の前を通り過ぎてきたところを実際に形にしてみせた(可視化)のが当社の「ふんどしパンツ」なのだなあとしみじみと感じた訳です。

蒸れやかゆみ・かぶれなど深刻な方は以前からいらっしゃり、そのような方は常に何か良いモノはないだろうかと探していると思います。

一方、特に気にせず目の前を通り過ぎてきた方々からも「そうそう、こういうことだったんだよね」とのお声を多数いただけたのは、まさに「雪かき」をした結果なのだと考えています。

ポイントは「必要なところだけ」

どこの下着メーカーも各社より良いモノを目指して日々努力と研究を重ねていることと思います。

現在では本当に多様なボクサーパンツが発売されており、感心させられることもしばしばです。

中には、これってどうやって穿くのだろうかと思うほど凝ったものもありますが、当社の「ふんどしパンツ」の構造は非常にシンプルに作られています。

穿く→出る→個室に収まる。それだけ。

ポイントは雪かきと同じく必要なところだけを最小限に。

エッセイに書かれている通り「たくさんどけるのは、大変だから。」っていうのも開発当初当然思っていたことでしょう。

まとめ

大人気作家さんのお話がパンツに転じて大変恐縮です。

本が気になった方はぜひ読んでみてくださいね。スケッチを見ているだけでも楽しいですよ。

この『欲が出ました』という本は『思わず考えちゃう』の第2弾という位置づけらしいので、『思わず考えちゃう』も購入して読んでみようと思っています。

※『欲が出ました』に興味のある方はこちらから試し読みできます。

ふんどしパンツのほうも是非是非よろしくお願いいたします。すみません、欲が出ました。

欲が出ました

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投稿者プロフィール

たけむら
たけむら
メガネ屋でもありパンツ屋でもあり・・・。
SS級認定眼鏡士として、「メガネプラザ」「グラスヒュッテ」というメガネ屋の売場にも立ってます。
只今肉体改造計画中。痩せてく一方の体を健康的に大きくする良い方法があれば是非教えてください!