そけいヘルニアの術後の腫れに
ふんどしパンツをお取り扱いいただいているショップの通販サイトに『そけいヘルニアの術後の腫れに』という表題のレビューがありました。
鼠径ヘルニア?
気になったので調べてみました。
鼠径ヘルニアとは
鼠径ヘルニアとは鼠径部、つまり足の付け根辺りから腸や内臓脂肪などがおなかの中から飛び出してしまう病気です。
脱腸というとわかりやすいかもしれません。
一般的に「外鼠径ヘルニア」「内鼠径ヘルニア」「大腿ヘルニア」の3種類に分けられます。
50代以上の男性の方が特になりやすいと言われていますが、「外鼠径ヘルニア」は解剖学的な理由から男性に多く、「大腿ヘルニア」は女性が発症することが多いようです。
鼠径ヘルニアの原因
先天的(生まれつき)なものと後天的な原因があります。
子供の場合は胎児期での過程で起きる先天的なものとなります。
大人の場合は加齢によって筋膜が衰えたり、力仕事など腹圧がかかることなどが原因となります。
鼠径ヘルニアの治療
鼠径ヘルニアは構造的な問題で自然に治ることはないため、経過観察するか手術が原則となります。
手術には鼠径部を3~5cmほど切開する方法や、おなかに小さな穴を開けて腹腔鏡で手術を行う方法などがあります。
成人の場合、臓器を元に戻し、メッシュと呼ばれる人工の網を使い穴をふさぐ方法が主流となっています。
状態にもよると思いますが、日帰り手術を行っている施設もあるようです。
ヘルニアって何?
ところで、「ヘルニア」ってよく耳にしますが、どういう意味なのでしょうか。
ヘルニアとは、臓器(体内の器官)がもとの位置から脱出・逸脱している状態を意味する医学用語。症状の発生する部位に応じて「鼠径ヘルニア」(俗にいう脱腸)や「椎間板ヘルニア」などのように呼び分けられる。
※weblio辞書より
ヘルニアの語源はラテン語で、もともと「突き出た臓器」という意味の語なんですって。
私は20年ぐらい前に腰の痛みがひどくて整形外科へ行ったところ、「『中の上』ぐらいの椎間板ヘルニアですね」と診断されたことがあり、中の上って結構なヘルニア?と心配になったのを覚えています。
椎間板という軟骨組織が飛び出た状態が「椎間板ヘルニア」、鼠径部から腸が飛び出している状態が「鼠経ヘルニア」。
なるほどです。
まとめ
レビューを書いてくださった方の場合、ふんどしパンツの構造で局部と患部が具合よく分離して収まったのかもしれませんね。ありがとうございます。
鼠径ヘルニアは症状として部分的な膨らみがみられるそうです。
初期は指で膨らみを押すと引っ込むことが多いですが、「嵌頓(かんとん)」という腸が周囲の筋肉で締めつけられて押しても戻らない状態になった場合には早めの処置が必要とのこと。
腸閉塞や壊死など大事になる前に、気になる方は早めに専門ドクターへ相談に行きましょう。
投稿者プロフィール
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メガネ屋でもありパンツ屋でもあり・・・。
SS級認定眼鏡士として、「メガネプラザ」「グラスヒュッテ」というメガネ屋の売場にも立ってます。
只今肉体改造計画中。痩せてく一方の体を健康的に大きくする良い方法があれば是非教えてください!
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